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フレコンバッグとは？
フレコンバッグとは正式にはフレキシブルコンテナバッグ(Flexible Containers)と言います。
フレキシブル(Flexible）→ 融通のきくさま。柔軟性のある様
コンテナ(Containers) → いれもの。箱の様な意味となります。
フレコンバッグの略称の他にフレコン・コンテナバッグ・トン袋などとも呼ばれます。
主に、ポリエチレン(PE)やポリプロピレン(PP)の丈夫な化学繊維で織られたシートとベルトで構成され、穀物や飼料・デンプン・石灰・土砂などの粉状物質の梱包・輸送に適しており、平均的なもので1t程度の重量物を充填することができます。
フレコンバッグ全体を支える丈夫な吊りベルトの長いループ部が上部にあり、フォークリフトやクレーン等で持ち上げに適しています。
充填(収納）は上部の開口部（投入口）から行って、マチ部分によって開口部を閉じることが可能です。
タイプによっては下部が開閉可能な排出口がついており、吊り上げた状態で下部開口部(排出口)を開くと内包充填物がバックから排出される仕組みになっています。
フレコンバッグ自体は軽量で折りたたみが容易であり、価格も安価であることから幅広い分野で使用されています。
製品は容量・耐重量で分類、表記され、形状は角型や円筒型のものがあります。
フレコンバックの用途
フレキシブルコンテナバッグと聞くとピンと来ない人が多いと思いますが、フレコンバッグ・トン袋と聞くと聞いたことがあるという人もいるのではないでしょうか。
大量の荷物を運ぶ際に問題となるのは梱包の問題です。
フレコンバッグの最大のメリットは柔らかい素材で作られているので、使わない時には小さくたたんでおくことが可能であるということです。
使用の際には大型の箱のような形状になり沢山の荷物を入れることができますが、出番が無いときはコンパクトにまとめておくことができます。
分別・収集・運搬作業等様々な場面で活躍してくれます。
またフレコンバッグはこの使いやすさでありながら価格が安いという特徴もあります。
フレコンバッグは様々な場面で活躍していますが、私たちにとって一番身近なものはゴミの分別に使われているものです。
通常は大きな箱ですが、吊りベルト等を使って一気に持ち上げて運び出すことができるので、フレコンバッグをゴミ収集に利用している地域も多くあるそうです。
また使用目的に応じて様々なタイプのフレコンバッグが発売されていますので、ありとあらゆるニーズに応えてくれます。
最近では洗浄しやすい水切りができるタイプのものもありますので、色々と調べて見てください。
フレコンバッグはその特徴からあまり一般の家庭で使用する事は無いですが、農業を営んでいる方にとっては導入してみる価値はあると思います。
下部排出口がついているタイプのものであれば、収穫物を入れてから取り出す作業も容易にできますので、これらの作業の効率化を図りたいと思っている方はフレコンバッグを一度試してみてはいかがでしょうか。
フレコンバッグをお使いになる前に
1．基本事項
・原則として、1回のみの使用(ワンウェイ)を目的として作られています。
・繰り返しご使用になられる場合は、お客様のご判断でフレコンの状態をご確認し、ご使用ください。
・尖ったものを入れないでください。
破れる可能性があります。重量は最大荷重の範囲内で使用してください。
・火のそばには、決して置かないでください。燃える危険性があります。
2．点検
・ご使用前には、各部の状態の点検をお願いします(破損・劣化)。
・排出口に緩みが無いか、締め具合が十分か、ご確認してください。
3．作業
・フレコンバッグの下、及び運動範囲には、絶対に入らないでください。
・吊り上げ、及び充填作業時には、片吊り・斜め吊りにならないようにしてください。
・フォークリフト等で吊る場合は、フレコンバッグが平行になるように吊ってください。
・フォークリフト等で移動の際は、ツメに丸みのあるものか、布などを当ててご使用ください。
・他に引っかける・当てる・擦ったりしないようにしてください(底部を引きずるなど)。
・積み重ねる場合は、原則2段までとしてください(ひな壇積み)。
3段以上になる場合は、強度・安全を十分にご確認の上、お客様の責任で行ってください。
4．保管
・内容物の変質及びフレコンバックの劣化・破袋の原因となりますので、直射日光や雨水にご注意ください。
・屋外保管の場合は、底面にパレット上面にカバーやシートなどの急激な劣化原因の対策を行ってください。
長期間日光や水濡れにさらすと、劣化し破れる可能性があります。
5．廃棄
・フレコンバックを廃棄する場合は、法令・政令に定められた処理基準にて処理してください。
6．商品の交換について
・商品はお使いになる前に、ご注文の品か、損傷・破損・異物はないか必ず確認ください。
・万が一、お届けした商品に損傷・破損等がございましたら、電話・FAXもしくはメールにて弊社までご連絡を願います。
不良内容を確認の上、代替商品を送らせて頂きます。
・商品到着後、一週間を経過したものについては一切交換ができませんのでご注意ください。
・お客様のご都合（注文間違い・イメージ違い・サイズ違い・過数量注文、等）による商品発送後の返品・交換は、お受けできません。
